良くある質問
歯科臨床医
- ウェルデンツの歯科樹脂はどのようなものですか? 
 ウェルデンツは、共重合体ポリプロピレンを主原料とする独自に合成された高性能の熱可塑性の樹脂です。
- ウェルデンツはFDA(米国食品医薬品局)で認可されていますか?
 ウェルデンツはFDAの認可を受けています。
- ウェルデンツは緊急時にも推奨されますか? 
 患者様はどのような回復治療を受ける前に歯茎を治す必要があります。そのため、緊急の場合にウェルデンツを推奨していません。
- ウェルデンツのクラウン、ブリッジの使用が適しているのはどのような場合でしょうか? 
 ウェルデンツ素材を嵌合する部分に使用すると塑造になります。定期的なメンテナンスやリプレースをお勧めします。クラウンに関しては違う素材を入れても割れてしまうような症例には適しております。またウェルデンツリムーバブルブリッジは1,2欠損で臨在歯を削りたくない、ピンクの床を付けたくないという症例には適しております。着脱式ですので歯茎のメンテナンスも適しております。
- どんなタイプの人工歯もウェルデンツ義歯に対応していますか?
 一般に使用している硬質レジン歯には貫通孔を入れて使用することは可能です。ただし、陶歯は貫通孔が入れられないので難しいと考えます。
- 患者はウェルデンツの義歯に特別な洗浄剤を使用する必要がありますか? 
 ウェルデンツの義歯は柔らかい毛の歯ブラシで自然な歯のように磨くことができます。特別な洗浄剤は必要ありません。しかし、ウェルデンツの義歯の寿命を長くし、頑固な汚れを取り除くために店頭で購入できる洗浄剤を使用することができます。
- どのようにウェルデンツを調整し、磨くのですか? 
 調整と研磨は他の歯科補綴の方法と何ら違いはありません。事実、ウェルデンツは調整と研磨が容易であり、少ないツールで済みます。
- 子供にウェルデンツの義歯を使うことができますか? 
 はい、ウェルデンツは子供にも適しています。
- ウェルデンツの歯科樹脂はBPA(ポリカーボネート樹脂)を含んでいますか? 
 いいえ、ウェルデンツにはBPAは含まれていません。
- ウェルデンツの義歯に対してアレルギー反応を起こす危険性はありますか?  
 ウェルデンツはBPAを含まず、ウェルデンツの使用者から一切アレルギーは報告されていません。
- 増歯をしたい場合、ウェルデンツは可能ですか?  
 可能です。ラボにお送りください。
- ウェルデンツのクラウンやブリッジの色は、何種類ありますか? 
 歯冠色は3種類あります – ブライトホワイト(A1)、スタンダードホワイト(A2)、そしてホワイト(A3)。
- ウェルデンツの義歯の歯肉の色は何種類ありますか?  
 歯肉色は3種類あります– ライトピンク(C1)、スタンダードピンク(C2)、そしてダークピンク(C3)。
- ウェルデンツは合着することは可能ですか?  
 はい、患者様がクラウン/ブリッジが合着を希望する場合、レジン系セメントで合着は可能です。ただし、機械的な合着になります。また、メンテナンスに不便を感じられることになることもご考慮下さい。
- 各歯(クラウンとブリッジの適用)の製作に必要なの適切量はどの位ですか?
 クラウンを作るにはおよそ5~10グラムが必要であり、ブリッジには10~13グラム必要となります。
- ウェルデンツの歯科樹脂の強度と柔軟性はどの程度ですか?
素材 アクリル ポリスルホン PET ウェルデンツ 強度(MPa) 55~76 70~100 48~73 65~130 弾力性の係数(MPa) 2400~3100 2200~2600 2800~4800 2400~6000 曲げ強度(MPa) 86~118 90~106 96~113 90~200 吸水性係数(W%) 0.4 0.03 0.05 <0.01 
- ウェルデンツのクラスプ部の最小限の厚さはどの程度ですか? 
 ウェルデンツのクラスプ部の最小限の厚さは0.5mmですが、ケース設計によって異なります。
- 天然歯の上から被せる場合、厚みはどの程度ですか? 
 最少の厚さは1~1.5mmです。
- ウェルデンツの義歯はどの程度持ちますか? 
 患者様次第ですが、ウェルデンツのクラウン/ブリッジは最大 2~3年間はもちます。人工歯を使用する義歯は3年以上長持ちする患者様もいらっしゃいます(定期的なメンテナンスやリプレースをお勧めします)。
- 部分義歯にウェルデンツの歯科樹脂を使用することができますか。また、その場合、金属のフレームは必要となりますか?
 はい、ウェルデンツの歯科樹脂は部分義歯に使用することができます。金属とのコラボレーションも可能です。
- ウェルデンツの義歯は高い柔軟性を有していますか?
 ウェルデンツの義歯は高い柔軟性を有しています。
- ウェルデンツの義歯は歯ぎしりや歯の食いしばりといった症例にも勧められますか? 
 はい、ウェルデンツは柔軟な素材で対合歯を守ることができるため、歯ぎしりや歯の食いしばりといった症例にも勧められます。ただし、定期的なメンテナンスやリプレースをお勧めします。
- どの部位にもブリッジにウェルデンツの歯科樹脂を使用することができますか。 
 ケースにもよりますが、設計範囲が広いので可能だと思われます。
- 歯並びが悪い場合、ウェルデンツで被覆することは可能ですか?また、歯を削ることは必要ですか? 
 ウェルデンツの素材で被覆することは可能です。ほとんどのケースでは、削る必要はありません。
- 全顎を被覆するような場合、ウェルデンツ素材は使用可能ですか? 
 はい、ウェルデンツは全顎を被覆することも可能です。しかし、場合によっては、素材が若干収縮し、患者様が違和感を持つ場合があります。そのため、何ピースかに分けて製作することをお勧めします。
- 患者様がウェルデンツの義歯を口に入れたままで眠っても大丈夫ですか。
 はい、ウェルデンツの義歯を口に入れたままで眠っても大丈夫ですか。ウェルデンツは安全です。










 
	
		
	
				
					
	

